鉄道の旅情報 寝台特急カシオペア A寝台個室「カシオペアツイン」乗車記1 しんいち 2020年4月24日 寝台特急カシオペアについて 寝台特急カシオペアは、上野と札幌を結ぶ最新型の列車として、北海道新幹線の開通まで活躍しました。北海道新幹線の開通に伴い、現在ではすでに廃止されています。出発地の上野駅13番線ホーム。 上野駅13番線は「行き止まり」ホームなので、寝台特急カシオペアは「バック」で入線して来ます。車掌さんが最後尾の窓から、最後尾機関車の機関士さんとトランシーバーで連絡を取りながら、ゆっくりバックして来ます。 機関車は最新鋭のEF-510。塗装もカシオペアに合わせて、ピカピカのシルバーです。 機関車が最新型にかわったせいか、ヘッドマークもピカピカで新しかったです。 機関車には、寝台特急らしい星マークも。 寝台特急カシオペア A寝台個室「カシオペアツイン」について 車内に入りました。寝台特急カシオペアは2階建構造の列車で、全てがA寝台個室という特徴もありました。普通の列車で言うと「全てグリーン車」みたいな感じです。 カシオペアの2階個室のドアです。ドアは暗証番号でロック出来るので、セキュリティ面でも安心でした。 標準的な「カシオペアツイン」の2階のA寝台個室です。 2組分の布団や枕が用意してあります。夜はソファをベッドに変えて、2人がL字型に寝る感じになります。 テレビも完備されてました。 もう一つのソファ。夜は背もたれを引き出して、窓側が全てベッドになります。 全ての個室に、洗面所とトイレが設置されています。 個室にトイレがあるのは、本当に便利でした。 上野駅を発車しました。 GPSで現在地のマップが見れる機能も付いてました。 大宮駅に到着。 個室で寛いでいると、ウェルカムドリンクが来ました。 夕方のやわらかな日差しの中を、カシオペアは北に向かって快調に飛ばしていきます。最新設計の車両だったせいか滑るように走り、走行音も静かでした。 宇都宮駅に到着。 寝台特急カシオペア 「ラウンジカー」について 誰でも自由に使える「ラウンジカー」に行ってみました。 札幌駅の下り列車は、ラウンジカーが先頭です。機関車も目の前に見えて、迫力ある走行シーンが楽しめました。 まずは上野駅で買った赤ワインで乾杯。列車に揺られて明るいうちから飲むお酒は、ホントおいしいですね(笑) 上野駅で買った「カシオペア弁当」を、ワインのつまみ代わりに(笑) 日もとっぷりと暮れました。 カシオペアのラウンジカーは近代的でモダンな雰囲気で、トワイライトエクスプレスのレトロなサロンカーとは対照的な感じがしました。 福島駅に到着。 カシオペアツインの個室に戻って来ました。モニターにGPS機能があると、今どこを走ってるか見れて楽しいですね。 車内販売がまわって来たので、アイスをいただきました。列車で食べるアイスも、ホントおいしいですね〜。 仙台駅に着きました。乗車記2に続く。 寝台特急カシオペア A寝台個室「カシオペアツイン」 まとめ 寝台特急カシオペアは上野と札幌を結ぶ列車で、車体も新設計で製造された最新の寝台特急でした。2階建車両で、全てがA寝台個室というのも斬新な設計だったと思います。車両自体も新しいので、乗り心地もよく静かでした。カシオペアとしての運行は廃止されましたが、車両は残っていて臨時の周遊観光列車として運行が続けられています。 静かで落ち着いた雰囲気 観光列車の旅 寝台特急の旅 ABOUT ME しんいち 東京と群馬でデュアルライフを送る「旅する美食家」。 好きなジャンルは和食、居酒屋、焼き鳥、ラウンジ、バー。 好きなお酒はビール、日本酒、ウィスキー。 鉄道と飛行機の旅が好き。